四季折々 −日本画と俳句−
2024年   4月6日(土)−7月7日(日)


 四季の移り変わりにより気候が大きく異なる日本において古来、春夏秋冬の季節を彩る情景は美術や文学の重要なテーマとされてきました。日本画では掛軸や屏風などを季節ごとに変えて日常空間を彩り、そこに描かれた自然に心を沿わせる習慣があります。また文学では詩歌において季節の描写と心情を絡めて詠みこみ、特に俳句では「季語」という約束ごとを通じて、より季節感が発揮されています。
 本展覧会では2017年に開催した「自然を写す 心を映す〜日本画から一句〜」に続き、季語を主題とする作品や歳時を描いた収蔵作品を展示するとともに、それぞれ作品にふさわしい俳句を併せてご紹介します。
 日本画で表現された情景と添わせた俳句により、絵画と言葉が響きあう鑑賞をお楽しみください。

  川合玉堂 《嶋之春》
 川合玉堂 《嶋之春》 1937年

木村武山 《寒牡丹》

























入江波光 《若竹と子雀》

入江波光 《若竹と子雀》
  上村松園 《春園美人図》
 木村武山 《寒牡丹》
  上村松園 《春園美人図》


 開館時間   午前10時〜午後4時

 休館日    月曜日[月曜が祝日の場合開館]・4月30日(火)・5月7日(火)・6月9日(日)

 入館料    一般800円(700円) 中・高・大学生500円(400円)※2024年4月より料金改訂
          
*(  )内は20名以上の団体料金
          
障がい者手帳お持ちの方および同伴者1名は無料

 
後 援    愛知県教育委員会 名古屋市教育委員会 中日新聞社

展覧会関連講座のご案内
 「俳句で観る日本画 日本画で作る俳句」

絵画と俳句についての講話に続き、展示作品を鑑賞しての句作に挑戦。
初心者の方も俳句に親しむ機会としてお気軽にご参加ください。

・日時  7月6日(土)13:00〜15:00 別館多目的ホールにて
 
・講師  高北幸矢 氏(清須市はるひ美術館館長 ・ねんげ句会同人)

・参加費 1000円要別途入館料) 

・定員  30名(定員になり次第締切)

・申込み 電話にて受付(052‐763-5188)
ギャラリートークのご案内
(内容の詳細はお知らせページにて)

参加された方々と感想等を話し合いながら、作品の背景や見所などを学芸員が説明いたします。
ご一緒に鑑賞を楽しみましょう。


<日時>
6月8日(土)・16日(日)・22日(土)
 各日とも13:30〜14:30頃

※事前申込みは不要、お気軽にご参加ください

終了後に資料をお渡しします。
途中からの参加、退席でも構いません。

年間パスポート販売のご案内(2000円) ※2024年4月より料金改訂
 

1年間に何度でもご入館いただけるパスポート(入場券)のさらなる特典として

1.ご同伴者の入館料は100円割引 2.年3回ごとの展覧会案内ハガキをご送付

3.提携美術館にて入館料割引
(昭和美術館・古川美術館・豊田市美術館・岡崎市美術博物館)

4.パスポート会員限定の当館学芸員による講座へのご参加
 (以下は過去のテーマ・毎年1月末〜2月初に開催)

 第1回 「掛物の鑑賞と扱い」 第2回 「見て触れて・備前の器」 

 第3回 「見て触れて・多彩な菓子器」 第4回 「見て触れて・茶入と薄茶器」  

 第5回
 「茶席の掛物」 第6回 「もっと知りたい 川合玉堂  第7回 「見て触れて・唐津の器」

 
第8回 「見て触れて・茶碗の見どころ発見」

※受付で申込用紙に必要事項をご記入の上、当日発行します



※新型コロナウィルスウィルス感染予防のお願い

<以下に当てはまる方はご来館をお控えください>

1.体調がすぐれない方および37.5度以上の発熱や咳、くしゃみなど風邪の症状が見られる方

2.ご家庭や職場、学校などで新型コロナウィルスの感染者またはその疑いのある人との濃厚接触があった方

<館内でのお願い>

・換気のために一階展示室内の自動ドア、庭への通用口、屋上への通用口を開放します。

・展示室では他の方との間隔をあけてご鑑賞いただき、大声での会話はお控えください。

・洗面所にて手洗いや、受付付近のエタノール消毒液をご利用ください。

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